「タナカヒロシのすべて」購入

1000HIT達成しましたが、約2割は自分で見てる分です。自身のページを
表示させて、ログインして、新着書いて、再確認で約4回カウンターが
回るわけです。今日で26日目ですから、自身で約100HIT強。
ページのレイアウト変更やら何やらで何度も見直しているので(その割
には何も変わっていませんが)、やっぱり100HIT位は回っていると思い
ます。ですから真のユニーク数で1000HIT達成は、当分先になるかと思
われます。
さて、本日は鳥肌実中将閣下御主演の「タナカヒロシのすべて」を自宅で
正座して鑑賞しました。
閣下自身初めての主演映画で、ポマード無し、変な(際どい)目線無し、
あまり喋らず黙々と演技をこなされていました。
閣下がこれまで出演されてきた、閣下の特異性を発揮したものとは違い、
自分の持ち味を押さえて普通の人の役をこなされています。
メイキングを見ると映像になっていない部分で暴走気味だったようですが。

話は母(加賀まりこ)と病気持ちの父(上田耕一)と同居し、都内のカツ
ラ工場に勤める、タナカヒロシの日常を淡々と描いていきます。
タナカヒロシは外界との接触を極力避け、何を楽しみに生きているのか分
からず、浮いているというか不思議な存在。
で、ある日弁当屋ユンソナ)から購入した鮭弁当のオマケの占い付き
クッキーの中から「大凶」を引き当てた時から、彼の周辺が急展開。
切ない環境に置かれるのですが、何故か捨てきれない、何とかしてあげ
たくなる雰囲気をタナカヒロシは持ち合わせております。
凶時を切り抜けて、新たな人生の一歩を踏み出すまでを描いた作品です。
作品の中で世の中を斜に構えて見てるものから、前向きに生きていこう
とする者へと変化していきます。
最後まで、のんびり、ゆったりした気持ちで鑑賞できました。
万人にはオススメできませんが、少々あたたかい気持ちになります。

閣下を支える役者人も芸達者揃いで、

      宮迫博之伊武雅刀寺島進氏等々。
鳥肌実閣下の強大なパワーに負けない人達ばかりです。